ホコリが溜まりにくく、スペースを有効活用できる壁掛け扇風機。本日は簡単DIYでの設置方法をご紹介します。壁に穴をあけずにできるので賃貸の方にもおススメです。
なお、DIYは器具の落下などに注意の上、自己責任で取り付けてくださいね
我が家では昨年までごく普通の扇風機を使っていました。
しかし普通の床に置く扇風機は場所を取って掃除機やクイックルワイパーをかける際にどかすのが少し面倒。
また、埃が溜まりやすく掃除機自体の手入れもちょっと大変。
それから、子どもがたまにイタズラしようとするのも心配。
銭湯とかに置いてあるような壁掛け扇風機が欲しいな。でもウチは賃貸で壁に穴をあけられないから無理かな…
と思っていましたが、いろいろ調べたところ救世主的な商品がありました。それがディアウォール(若井産業)という商品です。
カップ型の部品の中にばねが入っていて、木材を突っ張り棒の様に立てられるという優れモノ。
2✕4(ツーバイフォー)という38mm✕89mmサイズの木材がピッタリはまるようになっています。2✕4材はどこのホームセンターでも簡単に買えます。
ディアウォールを使って壁に柱を立てる
ディアウォールの説明書には床から天井までの長さより45mm短い木材を用意せよ。と記載があるのですが、Amazonの商品レビューなどを見ると40mmがピッタリという意見が多かった為、僕も床と天井の距離を測り、そこから40mm短い材料を用意することに。
まず、カインズホームで長さ3650mmのSPFという素材の2✕4材を購入。
SPFとは、Spruce(トウヒ)、Pine(松)、Fir(もみの木)の3種類の総称です。この3種類の頭文字をとってSPF材と呼ばれます。
我が家は床から天井までが2m40cm=2400mだったため、購入すると同時に2m36cm=2360mmにカットしてもらいました。ついでに棚板用に250mmのカットもやってもらいました。
長さが大丈夫か不安でしたが、2360mmでピッタリはまりました。
棚板は、ディアウォール用の棚受けを別途購入して、ビスで留めるだけで装着できます。
扇風機を取り付ける
壁掛け扇風機は大きく分けて紐タイプとリモコンタイプの2種類です。どちらも名前通り、紐を引いて操作する物とリモコンで操作するものです。
僕は、就寝時に簡単に操作できるようにリモコンタイプを選びました。
参考までに、山善のYWX-K305という商品ですが、2024年4月現在は取り扱いが無いようなので、似たような商品のリンクを貼っておきます。↓
扇風機本体は説明書通りに組み立てていけば5分ぐらいで終わります。工具もいりません。取付用の金具もドライバーが1本あれば取り付けできます。
完成!しかし問題発生
完成!と思ったらコードの長さが足りない…..
仕方が無いので延長コードを買いました。ついでにケーブルモールを柱に両面テープで貼り付けてコードを整理しました。
足元のコード類が少しゴチャついていますが、とりあえずはこれでOKとします。
今回かかった材料費は以下の通りです。
扇風機本体 | 5,500円 |
SPFの2✕4木材 | 800円 |
木材カット代 | 100円 |
ディアウォール | 1,000円 |
ディアウォール棚受け | 500円 |
延長コード | 1,000円 |
ケーブルモール | 600円 |
計 | 9,500円 |
予想より少し高くなってしまいましたが、埃が溜まりにくいし、部屋も狭くならないので快適です。
なにより、賃貸の壁に穴をあけずに設置できた価値が大きいと思います。
もし宜しければ皆さんもやってみてください。本日もお読み頂きありがとうございました。
おまけ:梅雨どきは洗濯物の乾燥にも役立ちます
こんな感じで、室内物干しに近い距離から風を当てる事ができるので、洗濯物があっという間に乾きます。
流石にカンカン照りの室外干しには負けますが、曇りの日だったら外に干すより早く乾くぐらいです。
乾燥機より電気代も安いので、洗濯物の乾燥効率アップにも役立ちます。