
増え続ける子どものおもちゃ。放っておくと際限なく増えて家のスペースを圧迫し、埃が溜まり、親子の心身に悪影響を及ぼします。本日は我が家で実践したおもちゃを減らす方法をご紹介します。
おもちゃが増えすぎる事による弊害
そもそも「なぜおもちゃが増えすぎたらダメなのか」をしっかり意識しましょう。
僕なりの見解を示します。
片づけができなくなる
子どもは総じて片づけが苦手です。年齢が低いと尚更です。
おもちゃの数が多いと、取り掛かるのが億劫になる上に、イザ片付け始めても途中で集中力が切れて、やり遂げる事ができません。
すると片づけに苦手意識や嫌悪感を持つようになってしまいます。
片づけの習慣を身に付ける為にも、おもちゃの数を絞りましょう。

掃除が大変
片づけに付随して掃除も大変になります。おもちゃ箱にも、おもちゃ自体にも埃が溜まって雑巾がけや掃除機をかける手間が増えます。
怪我のリスク
散らばったおもちゃを踏んづけて怪我をしたり、滑って転んだりするリスクがあります。僕も何度かガチャガチャの丸い空き容器を踏んで足を滑らせました。
物を大切にできなくなる
新しいおもちゃを次々に買ってもらえて、それを親が管理しておいてくれる。これが続いてしまうと、物を大切にする性格には育たないですよね。
売る、譲る、捨てる
減らす際の手段は、大別すると3つしかないと思います。
売る
売れれば最高です。お金が手に入る上に、買ってくれた人の元でおもちゃが再び活躍してくれる。こんなに嬉しい事はありません。
手間はかかりますがメルカリ等のフリマアプリが一番高く売れます。面倒な場合はリサイクルショップに持っていってもOKです。
譲る
売れないけどキレイに使えるという状態なら譲りましょう。親戚、友達などに譲るほか、寄付という方法もあります。
なお寄付する場合、基本的に破損しているものや汚れている物はダメなので注意しましょう。「寄付してあげる」ではなく「不要な物を引き取ってもらえる」という感謝の気持ちが大切です。
寄付先の施設、団体、業者等のルールを守って、お互いが良い気持ちになる寄付をしましょう。
ちなみに我が家ではいいことシップという所を利用しました。

捨てる
使っていないけど、売る事も譲る事も出来ない物や、破損や汚損がひどい物は残念ですが捨てるしかありません。そのおもちゃの役目が終わったと思って、感謝の気持ちを伝えて捨てましょう。
説明して納得してもらう。
売る、譲る、捨てる。いずれの場合も手元を離れるおもちゃがどこへ行くのか、子どもに対してきちんと説明して納得してもらいましょう。
売る、譲る場合は割と簡単です

これは、使ってくれる人にあげても良いかな?

誰にー?

- メルカリで欲しい人に買ってもらおう
- 従弟の〇〇君にあげよう
- △△に寄付して、大勢のお友達に遊んでもらおう

うーん。それならいいよー。
こんな感じです。
自分が大切にしていたおもちゃが誰かの元で役に立つ事が分かると、納得してくれる可能性が高いです。
問題なのは捨てる場合です
捨てる事は子どもにとって結構なストレスです。もういらないでしょ?などと言おうものなら

まだ使うから捨てちゃダメ

なんで!?最近全然使ってないじゃん!
という具合で親子喧嘩になるのがオチでしょう。
そうならない為の対処法は以下の二つです。
①目の届かないところにしばらく移しておく。
物置、押し入れ、実家、レンタルスペース等、どこでも良いのでしばらく目の届かない場所に置いておきましょう。
忘れた頃に改めて子供に聞いてみると執着が薄れていて、あっさりと捨てる事に同意してくれる事があります。ウチはこの方法で、大きめの段ボール3箱分くらいを手放すことができました。
③こっそり捨てる
最終手段ですが、明らかに使っていない、忘れられている物はこっそり捨てるのもありです。僕も黙って何個かこっそり捨てましたが幸いにして息子から指摘を受けた事はありません。
新しいおもちゃを欲しがった時が最大のチャンス
子どもが新しいおもちゃを欲しがる気持ちは非常に強い物があります。
古いおもちゃを複数手放せば、新しいおもちゃが1個手に入るんだと分かれば、きっぱりと古いおもちゃにお別れしてくれます。
3個減らして1個買う。5個減らして1個買う。といった具合で、減らす個数が買う個数を上回るようにして、ちょっとずつ減らします。

おとう~。ゼンカイジャーのおもちゃ欲しい~

カッコイイもんね。おとうも欲しいんだけど、もうしまうスペースが無いんだ。ゼンカイジャーのおもちゃを買う代わりに、ゼロワンとリュウソウジャーのおもちゃはバイバイできるかな?

うーん

わかった!バイバイする!!
こんな感じです。言葉は悪いですが、新しいおもちゃを欲しがる気持ちを上手に利用しましょう。
まとめ

魔法のようにスッキリすべて解決という方法はありません。絶対的な正解は無いのでお子さんの気持ちと向き合いながら、ご自分のペースで進めてみてください。本日もお読み頂きありがとうございました。