自宅のPCをデュアルディスプレイにして1年程経ちました。デュアルディスプレイのメリットと導入方法をご紹介します。
デュアルディスプレイって?
名前の通り、ディスプレイが2つある事です。
人によってデュアルディスプレイ、デュアルモニター、ダブルモニター、デュアルモニターなど、言い方が異なりますが基本的には同じ事です。パソコンを2つの画面で使用する事です。
何枚もディスプレイを使うなんて、株の敏腕トレーダーみたいな特別な仕事の人だけでしょ?
と思うかもしれませんが、ディスプレイ2枚だけなら決してそんなことはありません。
設定も簡単で使いこなすのも難しくありません。
ブログに限らずパソコン作業においてデュアルディスプレイ環境を構築する事は、ドラクエに例えれば強い装備を格安で整えるようなものです。
言ってみれば「どうのつるぎ」の値段で「メタルキングのけん」を買えるぐらいコスパの良い買い物です。
レベルに関係なく攻撃力や防御力といったステータスが上がり、効率よく敵を倒せるようになって冒険が快適に、楽しくなります。
デュアルディスプレイ導入方法(Windows10、デスクトップPCの場合)
ディスプレイ購入
まずはディスプレイを2枚用意しましょう笑
これからパソコンを買う人は、全く同じディスプレイを2枚買う事をお勧めします。
既にパソコンとディスプレイ1枚をお持ちの場合は、2枚目は極力同じメーカー、同じサイズ、同じ型番の製品を購入しましょう。
というのも、左右のディスプレイで全く違う物を選んでしまうと発色の違い等で目が疲れたり、違和感を感じる場合があるからです。
そういった細かい点が気にならない方は好きな製品でOKです。
一応、僕なりのディスプレイを選ぶ際のこだわりポイントをまとめておきます。
ベゼルが厚いと見た目がスッキリせず、2画面の間の「つなぎ目」が目立ってしまいます。
以下の写真のように、ベゼルが薄いディスプレイはスッキリ見えてデスク周りが美しくなります。
ノングレア(非光沢)の物は映り込みが少なく、目が疲れにくいです。
画面の向き、高さ、角度調整ができると、好みや体形に合わせて調整ができる為快適です。
23インチ前後を勧める理由は、小さすぎず、かといって邪魔にもなりにくい大きさだからです。
配線の接続例
PCによって差込口が異なりますので、導入の際はご自身のPCに合致したケーブルを確認してください
とりあえず一例として僕のPCの配線をご紹介します。
ケーブルはディスプレイに同梱されている事も多いですが、無い場合はAmazonや楽天で別途買いましょう。1,000円~2,000円程度です。
まず、PC側のDVI端子(写真赤枠)とDISPLAY PORT(写真黄色枠)にそれぞれケーブルを差します。
続いて、2枚のディスプレイそれぞれの裏側にある端子にケーブルを挿します。
これで配線はOKです。
設定
まずはデスクトップ上の何もないところで右クリックして、「ディスプレイ設定」をクリック
続いて、次の画面で各種設定を行います。
以上で基本的な設定は終わりです。あとはお好みで細かい設定や位置の調整を行ってください。
お勧めの使い方は、左を縦に、右を横に。
僕がお勧めする使い方は、左側を縦置き(調べ物等)、右側を横向(作業用)です。
縦向きにしたディスプレイは大量の情報を表示できる為、調べ物に最適です。
僕のサイトを横向きと縦向きで表示した時の画像をサンプルとして載せます↓
縦向きだと効率よく情報収集できると思います。
なので、例えば左側ディスプレイで自分の過去記事を読み返しながら右側ディスプレイで記事を書いたり↓
あるいは、左側ディスプレイでブログに使う画像素材を選びながら右側ディスプレイで記事を書いたり↓
という感じで、左で効率よく情報を集めながら右で作業ができます。
これに慣れると1画面での作業が苦痛に感じる程です。
言い換えれば、1画面の作業は狭い机のうえで勉強するイメージです。
参考書を見た後に一旦閉じて、ノートを書いて、その後また参考書を開いてという感じ。
調べる作業と書く作業が分断されるわけです。
これに対して2画面は、参考書を見ながらノートを書くイメージです。効率が圧倒的に上がります。
ブログに限らず、例えばExcelやWordで分からない事があった時も、左側ディスプレイでググりながら、右側で実際に作業をする事ができるのでスムーズです。
2万円ぐらいで圧倒的な効率アップが実現できるので、是非とも導入をお勧めします。
デュアルディスプレイのデメリット
同時に複数の事が出来る様になるので、気を付けないと却って効率が下がります。
左側でYouTubeを見ながら右側で作業なんかを始めてしまうと、気付いたら作業そっちのけでYouTubeに釘付けになってたりするので注意が必要です。
例えばブログ執筆なら、情報や素材を集め終わって書く事に集中したい場合は左側ディスプレイを電源オフにして1画面に集中するなど、シチュエーションに応じて臨機応変に使い分けましょう。
まとめ
本日もお読み頂きありがとうございました。